2025/08/06 09:46

先日、書家であり日本書跡の研究者であった飯島春敬の蒐集品と五島美術館が収蔵する平安時代に書かれた仮名の名品を中心とした「極上の仮名―王朝貴族の教養と美意識―」が開催されました。
のびやかで、美しい連綿、様々な料紙装飾、装丁などに様々な趣向が凝らされてており、改めて王朝貴族の教養の高さと美意識に圧倒される展覧会でした。
この総合芸術を自身の表現として追求するには、哲学的な視点での鍛錬が求めらる気が致します。
rimpamuraは、書く/描くことそのものをより楽しんでいただけるお道具を紹介すると共に、それぞれの職人さんの哲学をお伝えすることで、皆様の作品作りのお役に立ちたいと考えています。

仮名臨書におすすめしたいのが、攀桂堂さんのお筆たち。

創業元和元年400年の伝統と技術を誇る「攀桂堂(はんけいどう)」では、平安時代に使われていた紙巻筆、寸松庵色紙、高野切や本阿弥切など日本の美しい「かな」書の代表的な手本に合わせたお筆などを各種ご用意しています。