川尻筆伝統⼯芸⼠ Koso Hata

希少性の⾼い最⾼峰の原料とその⾼い技術⼒で特別な⼀本に仕上げる筆職⼈

筆づくりにおいてもっとも高い技術が必要とされる羊毛筆において突出した品質を誇る筆工房文進堂 畑製筆所の四代目。今注目の若手筆職人です。

希少性の高い羊毛で作る最高級の羊毛筆

羊毛筆の製造方法がまだ確立していない頃から希少性の高い羊毛の中の最高級品、野生の雄ヤギの顎下から胸の毛までの古細微頂光鋒などを手掛けるようになったため、現在は手に入れることができない原料を貯蔵。小筆以外、ほとんどのり固めをしないところにも原料への絶対的自信が伺えます。

時代をインスパイアする表現を生む特殊筆

墨、紙、筆の一期一会が生む豊かな表現が書、水墨画の最大の魅力。文進堂 畑製筆所が手掛ける筆の数々は、新たな表現のうねりを生み出すプロフェッショナルに愛用され続けています。突出したしなやかさで表現者の右脳を刺激する古純コリンスキー、古純イタチの他、ムジナ、さらには尾、髭、腹、脚といった馬の様々な部位を使って作られた古珍毫毛筆など、その時、その人にしか出来ない表現をインスパイアします。

柔らかいタッチで優しく肌を包み込む

文進堂は所蔵する最高級の原毛を使い、「世界的に希少な天然毛を贅沢に使い、素肌のような透明感を叶える、本能が求める化粧筆」も製作しています。丁寧に熟成された純毛100%が使われたその肌触りは優しく、ふんわりととろけるような感触です。桜の木が使われた軸は、2023年G7広島サミットの贈答品を手がけた漆芸作家の高山尚也氏が一本一本手塗りで制作したもの。日本が誇る技が凝縮された1本です。

from 文進堂 畑製筆所